●忍
本日は「忍ブログ」からの抜粋です。
読んで、感じてくれたら幸いです。
「そうなんだ。
今、環境省が外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)というのを発令し、琵琶湖などでは徹底的に駆除されているって知ってた?
理由は在来種がブラックバスに食べられちゃったというのが理由だけど、俺は矛先が違うと睨んでいるんだ。
バスは多少水質が悪くても生きていける魚として知られているけど、在来種は水質が悪いと弱るんだって。
だから環境省は自分たちの排水処理や護岸で悪い水質にしておきながら、「ブラックバスが悪い」って一瞬それをごまかしている気がする。
海でもそうでしょう。
今日本を旅行して沿岸にでると、どの海、例えば無人島に近い海岸でさえ必ずテトラ、護岸、堤防がある。
世界遺産の島、屋久島でさえ、テトラ堤防だらけなんだよ。
悲しくなって、「何で世界遺産なのにテトラがあるの?」と調べたら
屋久島の森だけ世界遺産なんだって。
ひどい話だよ。
護岸の9割は必要なく、その工事を発注した市長や役人に利をもたらすから、日本ではそれが慣習になっていると聞いた。
例えば、現市長の娘が私立小学校に入学するのにまとまったお金が欲しいとするでしょ。
市長がさ、「んー、スズキくん、あの前浜の工事を前倒しで始めよーではないか」などと言って、テトラとかをどかどか前浜に入れちゃうんだ。
これは前に日本テトラ(株)で働いている人から聞いたけど、テトラって一個100万円するらしい。
そしてその1個を設置する工事費用、人件費を合わせると一個300万だって。
ひとつの浜にあれだけあるテトラが今日本に何個あるのか、想像するだけで天文学的な数字だよね。
巨額が動くわけだから、その工事を落札した建設会社は長期間大もうけ出来る仕組み。
それも地方に行くと、入札、落札一件という独占状態だから、その市町村にテトラ、護岸の必要な浜がいくつあるかが焦点で、隙間なく埋めつくしちゃうわけ。
その工事が始まると、市長を食事に招いて、その帰りにこれはおみやげの最中とおまんじゅうです、って市長に現金がたっぷり詰まった箱を渡して、その味をしめた市長が「んー、スズキくん、北浜も台風がきたら危ないね」とか言って、またテトラ入れて、現ナマおまんじゅうをゲット。
という図式なんだって。
テトラが入ると、海の流れがいきなり変わるし、砂浜もなくなって、昔は子供が遊べた浜も今ではドン深で、ゴミはたまり放題、魚も寄りつかなくなっているのは知っているよね。
日本国民の多くは昔から「海で遊んではいけません」って育てられたから、護岸されて安全になったと逆にありがたがったり、または海には興味ないから何も知らなかっただけなんだけど、それは自分たちの税金で景観と未来を失っていた、ということにサーファーや一部の環境を考える人たちがようやく気づいてきたというわけ。
ブラックバスという魚もこうして料亭、現ナマ、賄賂漬けの役人に葬られていってしまう気がするよ。
気づいたときは手遅れになる。」
keep surfing and world peace...





コメント
同感です!
現在の海の状況って色んな人の利害が絡み合って
複雑なんでしょうね…
自分も昔好きだったサーフポイントが訳の分からない工事で
日にひにダメになっていった事を思い出しました。
毎日通って自分が上達できた所だったので本当に
悲しかったです…
Posted by: Anonymous | 2007年1月20日 22:08
Anonymousさん
日本人全員の意識の低さ、かもしれません。
ですので、サーファー発信でこういうことを
伝え合い、良策を考え合い、
サーファーが率先して行動を起こすしか
ないようです。
通い詰めたスポットの良いブレイクが、
テトラポッドの投入や護岸工事で消滅してしまうのは、
とても悲しいことです。
Posted by: 得♪ | 2007年1月21日 13:32